タバコを止めたワケ

タバコを止めた理由なんて、いくらでも出てくる。もし止めたいけど止めれない人がいたら僕の経験を役立ててくれたらこんなに嬉しい事はありません。

まず、根本的な理由は、愛する妻に言われた言葉「私を一人にしないで」。僕らに子供はいません。僕が早死にしたら妻に孤独な人生を強いることになる。この時初めて本気で止めようと思いました。
しかし何度も失敗し、気付けば5ヶ月経ってました。失敗する度に大きくなる、妻を裏切った罪悪感と自己嫌悪、言い知れぬ空しさ。その割りに数日間我慢しきれずに吸ったタバコの不味さ、今では探さないといけなくなった喫煙場所を探す手間。吸ったら吸ったで、周りを人が通る時、煙の吐き方も遠慮がちになる。思いっきり吐くから旨いのに。家の中は禁煙、吸うときは玄関先だったが、しっかり火を消したことを確認しないと家が燃えたら洒落にならない。隣家にまで燃え広がったらそれこそタバコごときの為に人生まで変わってしまう。都会に旅行に行くと
僕の住む田舎よりはるかに喫煙場所探しが困難だ。路上喫煙禁止も都会では当たり前。我慢ばかりで旅行を純粋に楽しめない。
そこまでして吸わないといけないものか?しかし、このままではずっと同じことの繰返しだ。
そこで僕は、自力じゃ無理だ、プロのアドバイスがないと、と思い、噂で聞いたことがある禁煙セラピーという本を買いました。今の僕がタバコを吸いたくもないくらいタバコを断つことができたのは、この本のおかげです。
これでタバコを止めるべき沢山の理由に気づかせてもらえました。
この本の作者は2010年に肺癌で亡くなったアレン・カー氏。彼の熱い思いが本から伝わって来ました。よし、この人の思いに応えよう、と思わせてくれました。普通の本とは違い、アレン氏はかなり強い口調で語りかけてきました。あなたは私の指示に従えばいいんです、と。上からモノを言われるのが大嫌いな私には強烈なインパクトでした。だからこそ逆に読みたくなりました。これは頼もしいね、止めさせてもらおうじゃねえか、と思ったのを覚えています。
吸ってる人は皆タバコの奴隷。
生涯に吸うタバコの値段は数百万。
例えば1年間止めてから吸ったとしたら、それはただ1年間タバコを我慢していただけになってしまう。ちょっと1本なんて吸い方はない。
私に20万払えば一生貴方が死ぬまでタバコを提供します、と言ってもそれに応じた人は1人もいない、というインパクトのある話。これについては、よっぽど金持ちなら応じる人いそうな気がしないでもないと今でも思ってしまうくらいインパクト強かった。
直接礼を言うことはもうできないから、今言います。
ありがとう。きっとこの本がなかったら僕は止められなかった。あなたが生涯をかけて教えてくれたことを守り、僕は絶対2度と吸わないことを誓います。本当にありがとう。